意思決定スタイルとは:思考と感情
意思決定スタイルとは、何かを決めるときに、筋道や一貫性、客観的な基準(思考)と、価値観や関わる人への影響(感情)のどちらを重く見るかを表す次元です。Traitiumでは0〜100で測り、0に近いほど感情、100に近いほど思考寄りになります。
0感情
100思考
全50問・約8〜10分・登録不要・基本プロファイルは無料
何を測っているか
ほとんどの決断には、理屈と人の両方が関わります。この次元が表すのは、その2つが食い違ったとき、どちらが決め手になりやすいか。思考寄りの人は、その選択が一貫しているか、明確な基準に照らして公平かを問います。感情寄りの人は、その選択が関わる人にとってどんな意味を持つか、自分の大切にしているものに合うかを問います。
なじみのある4つの軸のひとつで、ここでは連続したスコアとして測ります。呼び名は昔からのものですが、「感情」は感情的という意味ではなく、「思考」は人を気にかけないという意味でもありません。
スコアの両端
0に近いスコア感情
0に近いほど、自分の価値観や人との関係、決定が相手にどう届くかを重く見ます。問題の人間的な側面に早くから目を向け、関わる人が納得できる落としどころを探すことが多いでしょう。
100に近いスコア思考
100に近いほど、原則や根拠、一貫性を重く見ます。個人的な事情からいったん距離を置き、どの選択肢も同じ基準で比べようとします。明確な物差しに照らして公平であることを大切にします。
真ん中あたりのスコア
中間域の人は、どちらの面から見ても無理のない決定を探そうとします。理屈の筋を立ててから関わる人の気持ちを確かめたり、その逆だったり。時間はかかっても、周りが受け入れやすい結論にたどり着くことが多いでしょう。
日常の場面では
2社から内定をもらい、どちらにするか迷っているとき。
- 感情
- 面接で会った人たちや職場の雰囲気、家族との暮らしにどう響くかを考えます。
- 思考
- 給与、成長の機会、業務量などの基準を並べ、項目ごとに比べます。
友人から、事業計画への率直な意見を求められたとき。
- 感情
- まず見込みのある点を伝え、懸念は相手が受け止めやすい言い方で添えます。
- 思考
- 前提の弱いところから指摘します。それがいちばん役に立つ手助けだと考えるからです。
同僚から、チームの締め切りを延ばしてほしいと頼まれたとき。
- 感情
- まず相手の事情を聞き、どんな支えが必要かを考えます。
- 思考
- ほかのメンバーとの公平さや、次に同じことが起きたらどうするかを考えます。
よくある誤解
- ここでいう「感情」は、「感情への敏感さ」とは別のものです。意思決定スタイルは決めるときに何を重く見るか、感情への敏感さは感情にどれだけ心を揺さぶられるかを表します。筋道で決めながら、深く心を動かされる人もいます。
- 思考寄りは冷たい、感情寄りは非合理、という意味ではありません。どちらも理由をもって考えていて、優先する理由の種類が違うだけです。
- 頭のよさや判断の確かさを測るものでもありません。どちらのスタイルからも、賢明な決定も、そうでない決定も生まれます。
ほかの次元との組み合わせ
おなじみの4文字との関係
タイプ分けテストでは、この軸はTかFの1文字で表されます。Traitiumは0〜100で測り、文字にはまとめません。そのため、傾きが強いのか、わずかなのかまで見えてきます。
4文字のタイプとの違い関連する次元
全50問の無料テストで、意思決定スタイルを、ほかの13の次元とあわせて測れます。
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