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14の次元

意思決定スタイルとは:思考と感情

意思決定スタイルとは、何かを決めるときに、筋道や一貫性、客観的な基準(思考)と、価値観や関わる人への影響(感情)のどちらを重く見るかを表す次元です。Traitiumでは0〜100で測り、0に近いほど感情、100に近いほど思考寄りになります。

0感情

100思考

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何を測っているか

ほとんどの決断には、理屈と人の両方が関わります。この次元が表すのは、その2つが食い違ったとき、どちらが決め手になりやすいか。思考寄りの人は、その選択が一貫しているか、明確な基準に照らして公平かを問います。感情寄りの人は、その選択が関わる人にとってどんな意味を持つか、自分の大切にしているものに合うかを問います。

なじみのある4つの軸のひとつで、ここでは連続したスコアとして測ります。呼び名は昔からのものですが、「感情」は感情的という意味ではなく、「思考」は人を気にかけないという意味でもありません。

スコアの両端

0に近いスコア感情

0に近いほど、自分の価値観や人との関係、決定が相手にどう届くかを重く見ます。問題の人間的な側面に早くから目を向け、関わる人が納得できる落としどころを探すことが多いでしょう。

100に近いスコア思考

100に近いほど、原則や根拠、一貫性を重く見ます。個人的な事情からいったん距離を置き、どの選択肢も同じ基準で比べようとします。明確な物差しに照らして公平であることを大切にします。

真ん中あたりのスコア

中間域の人は、どちらの面から見ても無理のない決定を探そうとします。理屈の筋を立ててから関わる人の気持ちを確かめたり、その逆だったり。時間はかかっても、周りが受け入れやすい結論にたどり着くことが多いでしょう。

日常の場面では

  1. 2社から内定をもらい、どちらにするか迷っているとき。

    感情
    面接で会った人たちや職場の雰囲気、家族との暮らしにどう響くかを考えます。
    思考
    給与、成長の機会、業務量などの基準を並べ、項目ごとに比べます。
  2. 友人から、事業計画への率直な意見を求められたとき。

    感情
    まず見込みのある点を伝え、懸念は相手が受け止めやすい言い方で添えます。
    思考
    前提の弱いところから指摘します。それがいちばん役に立つ手助けだと考えるからです。
  3. 同僚から、チームの締め切りを延ばしてほしいと頼まれたとき。

    感情
    まず相手の事情を聞き、どんな支えが必要かを考えます。
    思考
    ほかのメンバーとの公平さや、次に同じことが起きたらどうするかを考えます。

よくある誤解

  1. ここでいう「感情」は、「感情への敏感さ」とは別のものです。意思決定スタイルは決めるときに何を重く見るか、感情への敏感さは感情にどれだけ心を揺さぶられるかを表します。筋道で決めながら、深く心を動かされる人もいます。
  2. 思考寄りは冷たい、感情寄りは非合理、という意味ではありません。どちらも理由をもって考えていて、優先する理由の種類が違うだけです。
  3. 頭のよさや判断の確かさを測るものでもありません。どちらのスタイルからも、賢明な決定も、そうでない決定も生まれます。

ほかの次元との組み合わせ

  • 感情への敏感さ

    意思決定スタイルと感情への敏感さは、食い違うことが多いため別々に測ります。思考寄りで感情への敏感さも高い人は、難しい決断を胸に重く感じながらも、原則に沿って決めることがあります。

  • 対立への向き合い方

    思考寄りのスタイルに率直な向き合い方が重なると、筋道立てた反対意見をはっきり口にする形になりやすいでしょう。温和な向き合い方と重なると、同じ理屈でも言い方や場所を選び、1対1で伝えることが多くなります。

おなじみの4文字との関係

タイプ分けテストでは、この軸はTかFの1文字で表されます。Traitiumは0〜100で測り、文字にはまとめません。そのため、傾きが強いのか、わずかなのかまで見えてきます。

4文字のタイプとの違い
  • 判断への自信

    一度決めたことを、あとから迷い直さずに信じていられる度合い。

  • 情報の捉え方

    目の前の事実や経験を手がかりにするか、その奥にあるパターンや可能性に目が向くか。

  • 独立性

    自分の判断を頼りに、仕事の進め方を自分で決めたいと思う度合い。

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